わたしたちの西原町(3年・4年合冊版)
228/287

西にし原はら町ちょうで受うけついできたものを調しらべようさくらさんたちは,わたしたちの住すむ西にし原はら町ちょうで受うけついできたものついて調しらべるために役やく場ばの係かかりの人ひとをたずねました。「西にし原はら町ちょうで受うけついできたものにはどんなものがあるのですか。」町ちょう役やく場ばの人ひとの話はなしわたしたちの住すむ西にし原はら町ちょうでは,各かく地ち域いきに古ふるくから伝つたえられている年ねん中ちゅう行ぎょう事じがあります。町ちょう内ないの多おおくの地ち域いきでは,綱つな引ひきが行おこなわれています。綱つな引ひきは,田たや畑はたけの作さく物もつをがい虫ちゅうから守まもり,多おおくの実みのりをつけることを願ねがい,旧きゅう暦れき6月がつに行おこなわれます。他ほかに,火か事じを防ふせぐという願ねがいもこめられています。県けん外がいの綱つなとちがい,綱つなの先さきがわっか(カヌチ)になっ旧きゅう暦れき8月がつには,村むら遊あそび行ぎょう事じを行おこないます。これは,その年としの作さく物もつの豊ほう作さくを神かみ様さまに感かん謝しゃし,来らい年ねんも豊ほう作さくになってくれることをねがって行おこなわれるものです。村むら遊あそび行ぎょう事じでは,いろいろなおどりが演えんじられ,地ち域いきによっては,棒ぼうを使つかったおどり,ミルク(神かみ様さま)とともにおどる演えん目もくなどもあります。獅し子し舞まいが行おこなわれているところもあります。獅し子し舞まいは,悪わるいものをはらって,幸しあわせをよびよせ,地ち域いきが栄さかえることをねがって行おこなわれます。地ち域いきによって時じ期きは異ことなりますが,旧きゅう暦れきの7月がつ~8月がつにかけて行おこなわれています。西にし原はら町ちょうでは,どのようなものが,昔むかしから受うけつがれてきたのだろう。 ■ア 綱つな引ひき ■イ 棒ぼう(棒ぼうを使つかった ■ウ 獅し子し舞まい(■ア~■ウ 提てい供きょう:西にし原はら町ちょう文ぶん化か課か)かんじと間いおどり)224この時の問ているのが特とくちょうです。

元のページ  ../index.html#228

このブックを見る